思ったことをつらつらと

思ったことをつらつらと書いていこうと思います

なぜ「リスクの神様」が「花咲舞が黙ってない」に視聴率でボロ負けしたか

ドラマ「リスクの神様」は堤真一さんが、

ドラマ「花咲舞が黙っていない」は上川隆也さんが出演されています。

 

この2つのドラマ、同じ日の同じ時間帯(水曜日夜10時)にやってます。

はい、私、堤真一さんも上川隆也さんも大好きなんです。

だから両方録画して両方見てます。

 

 

視聴率はこんな感じです。

 

 リスクの神様          花咲舞が黙ってない

 

第一話       7.0%      第一話    14.7%

第二話       6.0%            第二話                12.9%

第三話       5.7%            第三話               14.7%

第四話                                                                      14.1%

第四話       5.0%             第五話    13.6%

第五話       4.8%    第六話    14.3%

第六話       4.9%             第七話    15.6%

第七話       3.9%    第八話      14.2%

第八話       4.7%    第九話               15.0%

第九話       3.7%             第十話               15.1%

 

 

リスクの神様、ボロ負けですね。

(「花咲舞が黙ってない第四話」放送時、「リスクの神様」の代わりに特別番組が放送されていたので、以降ずらして表記しています。)

 

 

さて、「リスクの神様」「花咲舞が黙ってない」、

どちらも「不正に立ち向かう」ドラマです。

似てます。 

 

簡単に2つのドラマを紹介したいと思います。若干ネタバレあります。

まずは「リスクの神様」から。

 

出演者(敬称略)…みんなサンライズ物産の人

 

堤真一 戸田恵梨香 森田剛 古田新太 志賀廣太郎

サンライズ物産 危機対策室のメンバー

 

山口紗弥加 満島真之介 平幹二朗 小日向文世 吉田鋼太郎

サンライズ物産で働く人たち

 

田中泯

堤真一の父親(元サンライズ物産の人)

 

 

ストーリー(ウィキペディア リスクの神様のページより)

日本最大の商社・サンライズ物産は新たに危機対策室を設立することになり、危機対策室長として呼ばれたのはアメリカで数々のリスクを解決し「リスクの神様」とまで言われたた西行寺 智(さいぎょうじ さとし)だった。その頃、サンライズ物産と生島電気との間で立ち上げた合弁会社にて「LIFE」プロジェクトがスタートする。しかし「LIFEバッテリー」を搭載した掃除機に重要な欠陥が見つかり、電機部主任・神狩かおり(かがり かおり)は責任をとらされる。社内で行き場を失う神狩を西行寺は危機対策室に迎え入れ、あらゆる危機、リスクについて対策を行っていく。

 

一方、視聴率で圧倒的に勝っている「花咲舞が黙ってない」の紹介をします。

 

 

出演者(敬称略)大杉漣さん以外、東京第一銀行の人

 

杏 上川隆也

→東京第一銀行 臨店班

 

榎木孝明 塚地武雅 生瀬勝久 甲本雅裕 石橋凌 成宮寛貴

→東京第一銀行の人

 

大杉漣

→杏さんのお父さん

 

「花咲舞」とは杏さんが演じる役名です。

 

ストーリー(ウィキペディア 花咲舞が黙ってない より)

東京第一銀行の臨店班、花咲舞と相馬健のコンビが、銀行内の様々なトラブルを解決してゆく。

臨店班とは問題を起こした支店へ直接出向き、業務改善できるように指導・支援し、解決を図る部署である。支店の問題点を洗い出すという仕事の性質上、臨店先ではあまり歓迎されず、行員の協力もなかなか得られない中で、花咲と相馬が奮闘する。

 

 

さてじゃあ対比させていきましょう!

 

まずは照明から。

照明って何やねんという話ですが…

 

「リスクの神様」

社内は暗いです。節電対策でしょうかね。

太陽の光がなかったら暗くて仕事できないんじゃないかと思います。

 

 

花咲舞が黙ってない

車内は明るいです。

就活生が来たら誰もがこんなきれいなオフィスで働きたい!と思うはずです。

そのためか、ドラマ全体も明るく感じます。 

 

続いて、出演者の名前。

「リスクの神様」

西行寺智さん→堤真一さん 神狩かおりさん→戸田恵梨香さん

古田新太さんが「種子島」さんという名前だったり、

いかにも金持ちそうな苗字が多いです。

庶民の私とは別世界に生きているようです。

 

花咲舞が黙ってない

「花咲舞」とは杏さんが演じる役名です。

上川隆也さんが演じる役名も「相馬」なので、リスクの神様より親近感が湧きます。

 

 

名前に触れたところで、出演者について。

「リスクの神様」

皆さん、神妙な面持ちです。

おっちゃんだけの渋いシーンが多いです。

みんな淡々と仕事をします。

笑えるシーンはあんまりないです。

番組自体の抑揚も少ないです。

森田剛さんがたまに他人事みたいに「やばいねー」って言ったり、

戸田恵梨香さんが驚いたリアクションをすると、堤真一さんがジロっと睨みます。

堤真一さんファンの私としては、

サンライズ物産の社員としての西行寺さんと、お父さんと対面するときの西行寺さんの態度の変化、言い訳している人をじっと観る目(本心を探ろうとしている感じがする)が好きです。

 

 

花咲舞が黙ってない

コメディ要素が多くて、表情が分かりやすいです。

おっちゃんたちが分かりやすく悔しがったりします。

その演技を見るだけでも痛快です。

杏さんも怒りが抑えきれなくて、上川さんによく足を蹴られてます。

その表情もまたいい感じです。

リスクの神様と違うところは、

誰が悪者で、誰が被害者で、誰が正義の味方かがはっきりしているところです。

 これも、視聴率の高い理由でしょうね。

 

続いて仕事観について。

 

「リスクの神様」

サンライズ物産、大きい会社だから子会社とかが不祥事を起こしちゃいます。

それに対応するのが堤真一さん率いる危機対策室のメンバーたちです。

 

不祥事の原因を徹底的に暴く→不祥事を起こした会社の社長と手を組んで会社の再建に挑む

 

つまり、不祥事を起こした人(悪者)と手を組むのです。

不祥事によって健康被害を受けたり、会社をクビになったりする人も生まれるわけですが、それに心を痛めているのは戸田恵梨香さんだけです。

他の危機対策室のメンバーはどいかにしてサンライズ物産のリスクを少なくするかを考えています。

危機対策室のメンバーは汚職する人たちを憎むのではなく、「汚職」そのものを憎んでいるのです。だから感情論での説得は少ないですし、泣きついたりしてきても心は揺さぶられません。

 

花咲舞が黙ってない」 

杏さんと上川隆也さんが銀行の店舗の小さなミスを調査しにいきます。

そこで杏さんがもっと大きな問題を見つけ出します。

上川隆也さん、仕事が増えてあからさまに嫌そうな顔をします。

 

大きな問題を隠す店舗、見て見ぬふりで何も言えない社員。

杏さんは何も言えない社員の正義の味方になって、問題を起こしている支店長に真正面からぶつかります。

言いたいことも言えないこんな世の中でも、花咲舞が言いたいことをスパッと言っちゃうのです。

それがまた気持ちいいんです。

だから「花咲舞が黙ってない」というタイトルなのです。

リスクの神様とは打って変ってバリバリの精神論です。

ただ、不正をしていた人を銀行員全員の前で怒鳴るので、会社としてどうなのかっていう問題もあります。何も言えなかった人が急に不正をしていた人に対して今まで言えなかったことを言います。

 

 

机に置ききれないほどの大量の資料の中から証拠となる資料を探し出すシーンがどちらのドラマにもあるのです。

 

「リスクの神様」

戸田恵梨香さんと堤真一さんが張り切って背筋を伸ばして探します。

全然苦に思ってないです。

 

 

花咲舞が黙ってない

杏さん、上川さん、あからさまに嫌な顔をします。

杏さんがある発言をして、膨大な数の中から一つを探し出すという作業をする羽目になった時、上川隆也さんが「余計なこというなよ」と言うんです。

これ、リスクの神様だと進んでやります。

夜遅くまで残業して、仕事をします。

「リスクの神様」とは違って、残業を前面に押し出して、私たち苦労してます、私たちも頑張ってますというアピールのように見えます。

 

 

わざわざ自分の顔をあげてまで動物たちに食べ物をあげなくてもいいのに、自分の顔をあげちゃったり、雨の中バイキンマンと戦うアンパンマンみたいな感じです。

…そこまでしなくてもいいのです。(花咲舞が勝手に大きい事件を見つけて勝手に解決しちゃうから)

弱い者への共感であったり、言いたいことも言えない多くの視聴者の代弁マンです。

そりゃ、アンパンマンと同じ構造なら視聴率も高いですよねって話です。

 

働きたい職場は 「花咲舞が黙ってない」の方ですが、

会社に必要なのは人を憎むのではなくその行為を憎む「リスクの神様」に出てくる人たちだと思います。

 

ちなみに、リスクの神様主演の堤真一さん、ドラマが始まる前にこんなことをおっしゃってます。(これを伝えたかっただけ)

http://dogatch.jp/smph/news/cx/33924

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000065-dal-ent

 

最初から視聴率が低い可能性があるというリスクにしっかりと対応されております。


さて、そんな「リスクの神様」、「花咲舞が黙ってない」は今日夜10時からです。